1999-03-09 ArtNo.18433
◆<印度>西ベンガル、各種事業にUS$6.4億の外資導入目指す
【カルカッタ】西ベンガル州政府傘下の機関や政府系企業は、様々な事業に総額6億4070万米ドルの外資導入を計画している。
西ベンガル産業開発公社(WBIDC)のSomnath Chatterjee会長が7日語ったところによると、例えば西ベンガル観光局(WBTD)はSundarbansの世界最大のマングローブ林における観光地開発やDarjeelingのTiger Hillにおける観光コンプレックスの建設等9件のプロジェクトをリストアップしている。中でも最大のプロジェクトは総コスト2億4000万米ドルと見積もられるCalcutta - Haldia Expresswayの建設で、同プロジェクトは目下アジア開発銀行の手による事業化調査が進められている。
外資導入を計画しているこの他の組織には、West Bengal Small Industries Corporation、West Bengal Projects Ltd、West Bengal Pharmaceuticals and Phytochemical Corporationが挙げられる。
これらのプロジェクトは、西ベンガル州政府が3月19日と20日の両日、カルカッタ市内において国連工業開発機関(UNIDO)/インド中央政府/インド産業連盟(CII)と共催する“Intechmart'99”で取り上げられる105件の投資提案に含まれている。
こうしたプロジェクトはプライス・ウォーターハウスクーパーズにより評価が加えられ、UNIDO専門家の審査も通過したものである。重点領域としては、金属の生産・加工、石油化学、下流部門製品、電子、電気通信、情報技術(IT)、皮革、花卉園芸、食品加工、繊維、ジュート製品、水産養殖が挙げられる。Intechmart'99には韓国、日本、南アフリカ等の代表が参加する見通しだ。(THBL:3/8)
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