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1999-03-09 ArtNo.18431
◆＜馬＞ＰＩＫＯＭ、ＩＴ中小企業のための奨励措置提案
【クアラルンプル】マレーシア・コンピューター産業協会(PIKOM)は、新たに発効した“1998年通信・複合媒体法(CMA:ｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝ･ｱﾝﾄﾞ･ﾏﾙﾁﾒﾃﾞｨｱ･ｱｸﾄ98)”の下、情報技術(IT)産業に関わる中小企業の成長を促す新奨励措置の導入を政府に求めている。
PikomのShaifubahrim Saleh会長によると、目下銀行界で進められているように、小規模プレーヤーが比較的規模を備えた同業者と合併することを奨励する必用がある。政府方面が準備しているスキームは主に電気通信や放送事業に関わるもので、マルチメディア／ＩＴ産業には必ずしもマッチしていない。何故ならマルチメディア／ＩＴ企業は小規模経営からスタートして主要なプレーヤーに成長するのが一般的なためである。特にマルチメディア／ＩＴ／電気通信／放送事業の境界が薄れ、総合市場が形成される中で、こうした傾向が一層強まる。ＩＴは全ての産業界において重要な役割を担うユニバーサルな性格を備えており、最も急速に成長し、最も高い付加価値を生む。このため政府と民間業界が一致協力してＩＴ産業の健全な成長を確保する必用がある。
技術の進歩に伴い環境の急速な変化が生じており、ＩＴ産業の育成計画にもコンスタントな見直しが加えられねばならない。PikomはＩＴ産業のフォーラムの役割を担い、産業規則や産業標準の立案、技術／サービスの成長促進等の面で、積極的役割を担う用意がある。マルチメディア産業のある種の領域、取り分けウェブ・コンテンツ等の領域は企業家の奔放な成長のために開放状態を維持すべきであり、地元企業の同僚域への進出を促す奨励措置も設けられねばならない。マルチメディア／ＩＴ／電気通信／放送等の統合化はＩＴプレーヤーにより多くの成長の機会を提供すると言う。(ｺﾝﾋﾟｭｰﾀｲﾑｽﾞ:3/8)
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