1999-03-09 ArtNo.18426
◆<星>センターポイント、センカン複合開発用地に一番札
【シンガポール】センターポイント・プロパティーズは、シンガポール初の鉄道/バス・システムを包含したセンカン商住複合開発プロジェクト(99年借地権付き)に1億7230万Sドルの一番札を入れた。
住宅開発局(HDB)が昨年11月に募集した同入札は4日締め切られたが、リセッション最中にしては比較的旺盛な7社(チーム)が応札した。ピデムコ/ランド・リース・アジア/IPプロパティー・ファンド・アジア(ピデムコ/INGリアル・エステートの合弁会社)から成るチームが1億4999万Sドルの2番札を入れた。両入札額は、アナリストらの予想落札価格1億5000万~2億Sドルの範囲内だが、その他の入札価格は7080万~1億630万Sドルと、かなり低めとなっている。最終落札者は来月発表されるものと見られる。
センターポイント・プロパティーズはシンガポール北部地区に2つのモールと少なからぬ住宅開発用地を保持しており、センカン事業を落札できれば、北部地区におけるプレゼンスを一段と強化できる。(ST,BT,LZ:3/5)
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