1995-06-03 ArtNo.1842
◆<馬>ビジネス・フォーカス、ペナン政府に軽便鉄道計画提出
【ペナン】ビジネス・フォーカスSdn Bhd(BFSB)はペナン州政府に軽便鉄道(LRT)の建設計画を提出した。
BFSBはアーサー・アンデルセンを財務/民営化アドバイザーに指名、総コスト7億Mドルと見積もられるLRTシステムを60年契約のBOT(建設/経営/引渡)方式により建設することを提案した。BFSBの報告書によれば、南部、西部、北部路線が設けられ、南部路線は建設予定のジュルトン高速道路に沿って埋め立て地を通過、工場地区のバヤン・バルンに至る。西部路線は住宅地のアイル・イタンを終点とし、またタンジュン・トコンを終点とする北部路線は、更に観光ベルトのバトゥ・フリンギまで延長するオプション付き。これらの路線はいずれも単線で、同報告書は、埋め立て地と既存道路に沿って軌道が建設されるため民間の土地収用も最小限で済むと指摘している。 1991年に設立されたBFSBはペナン・シップビルディング・コーポレーション及びナーバル・ドックヤードSdn Bhdの民営化も請け負っているが、ペナン州経済計画局(EPU)は昨年BFSBにLRTプロジェクトに関わる提案書を提出するよう求めた。(STAR:6/2)
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