1999-03-08 ArtNo.18416
◆<馬>サラワク州、M$100億アルミナ事業誘致で強敵に直面
【クチン】サラワク州政府はオーストラリア企業Comalco Aluminium Ltdが100億Mドルのアルミナ精錬施設をビントゥルに設けるなら、必用インフラの整備を引き受ける用意があり、投資を実行するか否かはComlacoの判断に委ねられている。
サラワク州政府のアバン・ジョハリ・トゥン・アバン・オペン工業開発部長は5日、最近のオーストラリアン・アソーシエーテッド・プレス(AAP)の報道に触れ、以上のコメントを行った。
AAPによると、オーストラリアのジョン・ホワード首相はComalcoに1億Aドルの奨励措置を約束、クインズランド州グラッドストーンに30億Aドルのアルミナ精錬施設を設けるよう説得している。クインズランド州政府幹部はAAPに対して州政府も支援措置を提供する用意があり、中央政府と州政府が一致協力して誘致に努めるなら、関係プロジェクトの獲得は可能と自信を表明した。
アバン氏はComalcoは既にサラワク州における事業化調査を進めており、現状では如何なる判定も時期尚早と指摘した。(NST,STAR:3/6)
|