1999-03-05 ArtNo.18400
◆<馬>記憶装置のEMC、アジアENS市場の潜在性に注目
【クアラルンプル】法人向け記憶装置/ソフトウェア/サービス・プロバイダーのEMCコープは経済困難に直面するアジア太平洋地域の需要動向を楽観している。
EMCコンピューター・システムズ(サウス・アジア)Pte LtdのPushpasish Mallick市場担当主任によれば、アジア市場では目下企業買収や合併が活発に進められているが、異なる企業が合併統合された際には、大量の情報を管理する信頼性の高い共通のプラットフォームの存在が鍵になる。
EMCはアジア太平洋地域市場の開拓に際してエンタープライズ・ネットワーク・ストーリッジ・システム(ENS)およびウィンドウズNT環境下のアプリケーションの2領域に照準を合わせる。
ウィンドウズNT対応のアプリケーションを利用する少なからぬ企業が、データ・センター外部における情報処理の困難に直面している。EMCの製品は異なるシステムが併存する環境の下でも情報を管理/共有することを可能にする。
EMCコンピューター・システムズ・マレーシア・カントリー・マネージャーのズルキフリ・ラティフ氏によると、マレーシア・オフィスは電気通信/製造業/政府機関/金融業をターゲットにその市場を開拓していると言う。(コンピュータイムズ:3/4)
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