1999-03-04 ArtNo.18381
◆<星>消費者物価、高中所得層ダウン、低所得層アップ
【シンガポール】シンガポールの消費者物価指数(CPI)は、昨年下半期を通じて、高中所得層に関しては1.2%下降したが、低所得層については0.7%の上昇を見た。
統計局が2日発表したところによれば、総世帯の60%を占める中所得層と20%を占める高所得層のCPIは昨年下半期にそれぞれ0.2%と6.3%の下降を見たが、20%の低所得層に関しては0.7%アップした。
また昨年通年では、トップ20%の所得層のCPIが4.3%ダウンした反面、中所得層のそれは0.5%、低所得層のそれは1.4%、それぞれアップした。こうした違いは主に自動車価格下降のインパクトの相違によるものと言う。(ST,BT:3/3)
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