SEAnews 1999-03-03 ArtNo.18369

【クアラルンプル】マレーシアの今年1月の非国産車製造台数は2263台と、昨年同月の4853台に比べ53％下降した。
マレーシア自動車製造業者協会(MMVAA)の発表によれば、商用車生産は2028台から952台に、乗用車生産は2825台から1311台に、それぞれ下降した。
ＭＭＶＡＡのメンバーにはＡＭＩ(ｱｿｰｼｴｰﾃｯﾄﾞ･ﾓｰﾀｰ･ｲﾝﾀﾞｽﾄﾘｰｽﾞ)、ＯＡＳＢ(ｵﾘｴﾝﾀﾙ･ｱｾﾝﾌﾞﾗｰｽﾞSdn Bhd)、ＡＭＭ(ｵｰﾄﾓｰﾃｨﾌﾞ･ﾏﾆｭﾌｧｸﾁｬﾗｰｽﾞ･ﾏﾚｰｼｱ)、ＡＳＳＢ(ｱｾﾝﾌﾞﾘｰ･ｻｰﾋﾞｼｽﾞSdn Bhd)、ＣＣＢ(ｻｲｸﾙ&ｷｬﾘｯｼﾞ･ﾋﾞﾝﾀﾝ)、ＫＭＡ(ｷﾅﾊﾞﾙ･ﾓｰﾀｰ･ｱｾﾝﾌﾞﾘｰ)、ＳＭＡ(ｽｳｪﾃﾞｨｯｼｭ･ﾓｰﾀｰ･ｱｾﾝﾌﾞﾘｰｽﾞ)、ＴＣＭＡ(ﾀﾝ･ﾁｮﾝ･ﾓｰﾀｰ･ｱｾﾝﾌﾞﾘｰｽﾞ)、ＡＡＩＳＢ(ｱｼﾞｱ･ｵｰﾄﾓｰﾋﾞﾙ･ｲﾝﾀﾞｽﾄﾘｰｽﾞSdn Bhd)が含まれ、この内日野／トヨタの製造を手がけるＡＳＳＢは前年同月の578台から656台に、ホンダ／プジョー／メルセデスの製造を手がけるＯＡＳＢは469台から531台に、ボルボ／スズキの製造を手がけるＳＭＡは64台から65台に、それぞれ生産を拡大した。
しかし他社の生産台数は軒並み下降した。特にフォード、マツダ、ランドローヴァ、ＢＭＷ、プロトン、Scaniaの製造を手がけるＡＭＩは同月1台も生産しなかった。昨年1月には同社は496台を生産していた。またメルセデス、マツダ、キアの製造を手がけるＡＡＩＳＢは前年同月の254台に対して今年1月は62台を製造した。アウディ、ニッサン、プジョー、スバルの生産を手がけるＴＣＭＡも昨年同月の771台を64％下回る276台を製造した。
プルカサ、三菱、いすゞ、Iveco、その他のトラックの製造を手がけるマレーシア・トラック・アンド・バスの製造台数も1年前の656台から75台に下降した。(MBT:2/25)