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1999-03-03 ArtNo.18366
◆＜星＞メインボード目指すシリアル、半期に１０３％増益
【シンガポール】セスダック登録の電子部品流通業者、シリアル・システムの1998年12月期上半期純益は103％増の440万Ｓドルをマーク、同社は来年はメインボード上場を目指すとともに、台湾子会社の2年内の上場も予定している。
シリアル・システムのエディー・チュン重役(COO)が1日明らかにしたところによると、上半期の営業額はシリアル・セミコンダクターの一部権益売却により1％縮小したが、前年同期に合計1000Ｓドルの損失を計上した中国／台湾／タイの姉妹会社が、今回は300万Ｓドルの利益をもたらしたことから、純益の急増を見た。
1997年にセスダック登録を果たした同社はより大きな事業展開を図る上からメインボード上場を計画している。シリアルはその研究開発(R&D)能力を梃子に利益の一層の拡大を図る。現在既に付加価値デザイン・サービスが営業額の50％に貢献している。
台湾の姉妹会社シリアル・セミコンダクターの営業額は過去4、5年毎年30～40％の成長を見ているが、一層の飛躍を目指し、上場を準備している。台湾の電子市場はシンガポールの3倍にのぼるため、その開拓にはより大きな資金調達が必要と言う。(ST,BT:3/2)
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