1999-03-01 ArtNo.18345
◆<印度>通信相、収益分与方式採用の可能性否定
【ニューデリー】ジャグモハン通信相は25日、民間電話会社がライセンス料の支払いに替え、電信局(DOT)との間で収益分与協定を結ぶのを認める可能性を否定した。
それによると、仮に収益分与方式を採用するのであれば、新方式に基づいて入札をやり直す他なく、一部の電話会社に対してのみこの種の方式を認めるのは、法的にも構造的にも、許されないと言う。同相はまた基本電話会社がライセンス契約に規定された農村部に対する電話回線敷設義務を怠っていると非難した。
一方、インド・セル式電話業者協会(COAI)はこの日、セル式電話会社のライセンス料滞納に対するジャグモハン通信相の偏向を非難する声明を発表した。それによると、DOTはライセンス契約に違反し、通信産業の再編義務を怠った責任が有り、これに伴うセル式電話業者の損失は、3700クローのラインス料の滞納額を遙かに上回る。DOTがセル式電話業者に対する理不尽な要求を続け、紛糾が長引けばセル式電話業者の損失は益々拡大する。このため政府は公正な態度で紛争の早期解決を図るべきだと言う。(IE,ET,THBL,TH:2/26)
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