SEAnews 1999-02-26 ArtNo.18324

【クアラルンプル】工場自動化システムの製造／納入業者Malaysian AE Models Holdings Bhd(MAE)はクアラルンプル証取(KLSE)二部上場を目指し、747万株を2.30Ｍドルで公開した。
ＭＡＥのリム・キーシン重役(CEO)が24日催されたアラブ・マレーシアン・マーチャント・バンクBhdとの公募引受契約調印式後語ったところによると、165万株は従業員のために、2245万株は公認ブミプトラ投資家のために、それぞれ留保され、残りの357万5000株が公募される。
調達される1720万Ｍドルは、ジョホルール州の2工場の拡張、機械設備の購入、情報技術(IT)ネットワークの構築、銀行借入の返済等に用いられる。
ＭＡＥは電子・電気製品、食品・飲料、プラスチック、自動車、木製品、ゴム製品を含む様々な業界向けのマテハン・システムや工場自動化システムの製造／販売を手がけている。中でも工場自動化システムの売上が営業額の76％を占める。製品の30～40％はシンガポール、インドネシア、タイ、フィリピン、中国、欧州に輸出している。
1998年3月期営業額は、前年の5000万Ｍドルから6250万Ｍドルにアップ、税引き前利益も780万Ｍドルから900万Ｍドルに拡大した。しかし今年度は景気不振の影響で営業額は6100万Ｍドル、税引き前利益は990万Ｍを見込んでいると言う。(STAR,NST:2/25)