1999-02-26 ArtNo.18317
◆<星>サン、NCBとJAVAベンチャー・ファンド創設
【シンガポール】米国ソフトウェア企業サン・マイクロシステムズは、国家コンピューター局(NCB)と、シンガポールに3000万米ドルのエーシアンJavaベンチャー・ファンド(AJVF)を設け、情報技術(IT)スタートアップ企業を支援する問題を協議している。
サン・シンガポールのリム・チンフー重役(GM)によると、AJVFは、例えば地元IT企業が公開公募する際やJavaベースの製品を世界市場に売り出す際に資金を提供する。この種の製品はソフトウェアに限らず、Java対応の消費用電子製品でもかまわない。
AJVFの詳細は一両月中に発表され、ファンドの運用はベンチャー・キャピタル会社に委ねる。NCBのトーマス・ヨー局長補(ACEO)によると、当面はシンガポールの企業が対象になるが、シンガポールに限らず域内のスタートアップ企業を支援すると言う。(ST:2/25)
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