1999-02-23 ArtNo.18283
◆<印度>インディアン石油、1105キロ・パイプライン敷設計画
【ニューデリー】インディアン・オイル・コーポレーション(IOC)は、クウェート・ペトローリアム・カンパニー(KPC)と対等出資でオリッサ州Paradipに建設する年産900万トンの製油所イースタン・インディア・リファイナリー(EIR)から石油製品を輸送する全長1105キロのパイプラインを設ける事業化調査を進めている。
港湾と内陸部を結ぶ総コスト1500クローの同パイプラインは輸入石油製品の輸送にも利用できる。プロジェクトはペトロネット・インディアの手により進められ、国内最大規模のプロジェクトになる。パイプラインは、EIRの試運転が開始される2002年5月に合わせ2002-2003年の間に試験稼働することになる。
その時には国内石油製品需要は現在の年間9000万トンから1億1700万トンに拡大、国内生産能力も1億1300万トンに達する見通しだ。IOC自体の製油能力は現在の2500万トンから2002年の3600万トンに、パイプラインのキャパシティーは現在の1675万トンから2895万トンに、それぞれ拡大する見通しと言う。ちなみに将来の石油製品パイプラインは全てペトロネット・インディアの手により建設される。(IE:2/22)
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