1995-06-02 ArtNo.1828
◆<馬>ペラ州にアジア初の陸海空総合ディストリポート開発
【クアラルンプル】ペラ・インダストリアル・ランドBhd(PIL:前称ポス・ムルデカ・マレーシアBhd)はマラッカ海峡に面したペラ州バガン・ダトに陸海空貨物ターミナル、中継港、自由貿易地区等を備えたアジア初の総合ディストリポートを開発する計画だ。
消息筋によれば、ペラ州開発公社(PSDC)、ペラ経済開発局(PEPU)は総額108億8000万Mドルと見積もられる1万1312haの土地を同プロジェクトに充当することを原則的に承認している。この内4040haの開発がPILに委ねられ、3232ha(M$66億)は空港建設に、808haは港湾建設に、2020haは3万世帯を収容するタウンシップの開発に充当される。また空港には5000メートル滑走路少なくとも2本、管制塔、毎時1500人を処理できる乗客ターミナル、保税倉庫、カーゴ・ビレッジ等が設けられ、東南アジア初の100%オフショア資金を利用した、民間空港に成る見通しだ。ムスタファ・サマン取締役が70%、ペラ州政府が残りの権益を握るPILは、目下49億2000万Mドルのオフショア借款を計画していると言う。(STAR:6/1)
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