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1999-02-22 ArtNo.18265
◆<馬>リーダー社、通信・電力/多角化に注力
【クアラルンプル】リーダー・ユニバーサル・ホールディングズ・グループは目下電線製造事業に95%依存しているが、今後は電気通信・電力事業や事業多角化に力を入れる方針だ。
リーダー社のKenneth H'ng重役(MD)によると、今後も引き続き電線製造事業を中核として行くが、電気通信/電力部門下の3事業、即ち1)発電施設の開発、2)電力ケーブル関連のプロジェクト・マネージメント・サービス、3)テレコミュニケーション・サービスに力を入れる。
電力ケーブル関連のプロジェクト・マネージメント・サービスとは、ターン・キー・ベースの送電線の敷設事業を意味する。これには送電線敷設ルートの調査、ケーブルの試運転、補修/保守サービス、送電鉄塔や変電所の建設が含まれる。
グループ子会社のリーダー・インストレーション&エンジニアリング・サービシズSdn Bhd(LI&ES)は33KVや132KV XLPE送電ケーブル敷設のターンキー・ベースの請負に良好な実績を有する。LI&ESはインド子会社Incab Industries Ltd等を通じて鉄塔や変電所の建設に関わる先端技術やノーハウの吸収も図っている。リーダー・グループが1996年に買収したIncabはプーナとジャムシェドプールに工場を有し、インドにおけるケーブル/ワイヤー製造事業の指導的地歩を築いている。
カンボジアにおける35MW(メガワット)のディーゼル発電所は7基のエンジンが稼働、プノンペンに電力を供給している。同社はカンボジアにおける成功を踏み台にアジアにおける同様なプロジェクトを手がける計画だ。
中国福建省福州市におけるiDENテレコミュニケーション・プロジェクトは既に試験稼働し、目下サービス契約者の獲得が図られている。同事業はいわゆる多角化部門に属する。廈門、甫田、泉州、章州のインフラが完成するのに伴い、今年3月にも正式にサービスが開始される。
国内市場の低迷から製品輸出市場の開拓にも力を入れる。同社は既に1990年にマハティール首相から卓越輸出業者賞を授与された実績を有すると言う。(STAR:2/18)
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