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1999-02-22 ArtNo.18262
◆＜馬＞資本逃避税の対象から不動産投資を除外
【クアラルンプル】マレーシア中央銀行は18日、資本逃避税の適応対象から不動産投資を即日除外すると発表した。
マレーシア政府が2週間前に資本逃避税の導入を発表した時、対象として言及されていたのは株式投資のみだった。しかし中央銀行は翌日、資本逃避税の対象には債券投資と不動産投資も含まれると発表、その際、外国投資家が株式を処分して得た資金を一旦不動産に投資した後、資本逃避税を支払わずに国外に持ち出すのを防止する措置と説明していた。しかし外国投資家はこれ以前からマレーシアにおける不動産投資のキャピタル・ゲインに5～30％の税を課されており、資本逃避税の適応は二重の枷となった。
住宅開発業者協会(HDA)のタン・テンブン副会頭は、政府の措置を歓迎するとともに、政府がキャピタル・ゲイン税や外国投資委員会(FIC)の認可取得義務も撤廃するよう希望を表明した。(MBT,STAR,ST,BT,LZ:2/19)
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