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1999-02-19 ArtNo.18243
◆<星>シム氏、デジタル・エンターテインメント戦略に自信
【シンガポール】クリエイティブ・テクノロジーが先月、新市場戦略の柱として“パーソナル・デジタル・エンターテインメント”コンセプトを提起した時、アナリストらは消費用電子メーカーの亜流に成り下がれば、クリエイティブは、ソニーやナショナル等の大手との競争に精力を消耗し、短期間に淘汰されるものと見、冷淡な反応を示した。
クリエイティブの新戦略はオーディオ・プレーヤー、ビデオ・レコーダー、ピアノ、プロジェクター等の一般家庭に目にされる様々な消費財を、インターネット・レディのパソコン(PC)にリンク、デジタル・エンターテイメント・システムとして再構築しようと言うもの。
シム・ウォンフー会長によれば、目下、PCセットの利益は数百米ドルに過ぎないが、クリエイティブの新戦略の下、2、3年内には、2999米ドルのパーソナル・デジタル・エンターテインメント支出が見込めるようになる。クリエイティブは第一弾として、次期四半期にはMP3スタンダード、拡張機能付きデジタル・オーディオ・プレーヤーを発売する。
新戦略に伴い組織も再編され、プロフェッショナル・オーディオ部門のE-MUシステムズはローエンド・サウンド・カード・メーカーのEnsoniqと合併し、デジタル・ピアノやその他の製品の生産を引き受ける。
ソニーやパナソニック等の家電大手との競争に関して、シム会長は「1989年当時、年商100万米ドルの駆け出し企業が1000倍のヤマハやローランドに太刀打ちできると予想したものはなかった。今や年商10億の企業に成長したクリエイティブは、依然として50倍の規模を有する家電メーカーに挑戦しようとしているが、10年前のクリエイティブと現在のクリエイティブの何れに勝算があると思うか」と反問する。同氏によれば、グラフィクズに関しては、クリエイティブは小売市場で2位、ディストリビューションで3位につけており、進出して1年足らずのスピーカーのディストリビューションでは1位、小売も2位の座を占めていると言う。
先月には前年同期を19%下回る6060万米ドルの四半期(10-12)純益が報告されたことから、その後クリエイティブ株は18%も値下がりした。シム氏はこの点に関して、まるで破産宣告でも受けたようだが、12月期業績は同社にとって史上2番目の好業績で、しかも4億米ドルを越える現金準備を備えていると、経営状態の健全さを強調した。
それによると同社の在庫水準は13%、粗利益率は30%で、オーディオ・ビジネスのマージンに至っては50%に達し、しかもなお上昇し続けている。フラッグシップのサウンド・カード・ライブは、これまでの同社製品のどれよりも高いマージンを享受している。同製品はそれ以前の主力製品AWE64の6カ月の記録を大幅に短縮、わずか4カ月で100万ユニットを販売、快進撃を続けている。
確かにオーディオの売上は12%の落ち込みを見たが、コスト削減を通じてマージンは維持している。しかし現在のハイ・マージンが永久に維持されるとは考えておらず、30%が健全な水準と見ていると言う。(BT:2/18)
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