1999-02-18 ArtNo.18236
◆<印度>冷間圧延業界、熱間圧延業界を独占禁止違反で提訴
【ニューデリー】冷間圧延鋼製造業者協会(CRSMA)は、政府が輸入熱間圧延コイル(HRC)のフロア価格(最低価格)制を導入して以来、大手鉄鋼メーカーがカルテルを組織、HRCの高値安定を図っているとし、独占/取引規制監視委員会(MRTPC)に提訴する方針だ。
CRSMAのSP Jain会長が14日語ったところによると、大手鉄鋼メーカーらはHRCのトン当たり価格を1月1日に1000ルピー引き上げたが、4月にはさらに500ルピー引き上げることを準備していると言う。
しかしBhushan Steel and StripsのA Ahuka氏によると、仮にCRCの同レベルの値上げが認められるなら、CRC業界は、HRCの500ルピー値上げを受け入れる用意があると言う。(IE:2/15)
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