1999-02-18 ArtNo.18228
◆<星>料金徴収システムのKenan、年率100%の売上増目指す
【シンガポール】料金徴収/顧客支援/発注処理/顧客情報分析システムのサプライヤー、米国拠点のKenan Systems Corporation(KSC)は、向こう2年間に売上を倍増させる計画だ。
米国のテレコミュニケーション・テクノロジー・ジャイアンツ、ルーサント・テクノロジーズは先月、約14億8000万米ドルでKSCを買収する計画を発表しており、買収手続きは3月末までに完了するはずだ。
Kenan Asia PacificのRaghav Saghal取締役によると、同社の世界ビジネスと域内ビジネスは共に過去3年間年率100%の成長を遂げてきた。1997年にシンガポールにアジア太平洋地域本部を設置した同社は、1998年には売上とスタッフを倍増させ、シドニー・オフィスも設けた。シンガポールとシドニーの営業額は今後も年率100%の拡大が見込まれ、スタッフも増員される。Kenanは全世界に800人のスタッフを擁するが、シンガポールにおけるスタッフの数や具体的な営業額は明らかにされなかった。(BT:2/15)
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