1999-02-15 ArtNo.18220
◆<印度>多目的車製造のM&M、自動三輪車市場に進出
【ムンバイ】多目的車両の製造を中核とするマヒンドラ&マヒンドラ(M&M)が初めて1000クローの自動三輪車市場に進出、8~10カ月以内にディーゼル・エンジンを搭載した8人乗り車両をインド市場に投入する。
消息筋によれば、M&Mは目下多目的車Voyager及び軽商用車CabKingを製造しているZaheerabad工場で当初月間1000~2000台の自動三輪車を製造、向こう3年間に全てのカテゴリーの三輪車を市場に投入する計画だ。価格はBajaj Tempoのミニドア(9万7500ルピー)以下に設定されるものと見られる。エンジンはライバル3社同様一気筒になる見通しだが、最終決定は下されていない。
1998年4-12月の国内三輪車販売は14万9749台と、前年同期を15%下回った。Bajaj Autoが前年同期比10%減の13万760台を販売、市場シェア87%を占めた。Bajaj TempoとScooter Indiaが、それぞれ9665台(7403台)、9324台(1万2241台)を販売し、これに続いている(括弧内は前年同期実績)。
M&Mは10%のシェア獲得を目指すものと見られるが、Piaggio-Greavesも同市場進出を狙っている。(ET:2/12)
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