1999-02-15 ArtNo.18215
◆<馬>昨年12月の工業生産指数、前月比6.3%アップ
【クアラルンプル】昨年12月の工業生産指数(IIP)は148.2と前月の139.3に比べ6.3%アップした。しかし一昨年同月の163.5を9.4%下回った。
統計局が11日発表したところによると、昨年通年のIIPはこの結果144.9となり、前年の156.1から7.2%ダウンした。
1998年通年のIIPの落ち込みは、製造業指数が前年の165.6から148.7に、10.2%下降したのに伴うもので、鉱業指数は122.3から123.6に1.1%、電力指数は167.3から173.0に3.4%、いずれも上昇している。
製造業23業種の中では、ゴム製品(+6.5%)、プラスチック製品(+3.5%)、履き物を除く既製服(+0.6%)、計量/制御機器(+0.3%)の4業種を除き、いずれもマイナス成長を記録した。最大の落ち込みを見たのは運輸機器の-52.1%で、以下履き物-37.5%、鉄鋼基礎工業-35.4%、電機を除く機械-35.2%、非金属鉱物製品-26.4%、ガラス製品-25.7%と続く。
鉱業部門では、錫生産が+8.5%、原油生産が+1.5%と、いずれも成長を見た反面、天然ガス生産は0.1%下降した。
電力生産は1997年の570億900万キロワット時から1998年の589億7200万キロワット時に拡大した。(NST,MBT,STAR,BT:2/12)
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