NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
1999-02-15 ArtNo.18210
◆<星>近く金融市場開放のスケジュール発表:リー副首相
【シンガポール】金融管理局(MAS)はリテール金融市場における外資系銀行の活動規制に全面的な見直しを加えており、近く国内市場開放のスケジュールを公表する。
MAS会長を務めるリー・シエンロン副首相が11日の国会答弁で明らかにしたところによれば、見直しが加えられている領域には、支店追加規制、現金自動預払機(ATM)設置規制、国内ATM網へのアクセス規制、POS(販売時点情報管理)を通じた資金移動規制、優良オフショア銀行に対する国内市場の開放が含まれる。
こうした見直しは、新設されたMAS国際諮問委員会(IAP)の最近の会議で提案された内容に基づいている。IAPは国内金融市場の自由化を評価し、強力な地元プレーヤーの役割に関するMASの姿勢に理解を示したものの、5年間のタイムフレームに不満を表明した。MASは5年間のタイムフレームそのものは維持する見通しだが、5年内の早い時期により多くの自由化措置を実行し、市場開放を加速する。
シンガポールの金融市場はその実、ホールセール・バンキング、オフショア・バンキング、トレジャリー、資本市場等の面では、他国に比べ自由化が進んでいる。外資系銀行は国内居住者預金の3分の1、居住者向け貸付の45%のシェアを占めている。
いずれにしても強力な地元銀行を育成するには、市場を開放し、国際プレーヤーとの競争を促さねばならず、そのことがシンガポールを指導的な国際金融センターにすることにもつながるため、MASは金融市場の開放を加速する方針と言う。(ST,BT,LZ:2/12)
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.