【シンガポール】域内諸国は国内経済が回復の軌道に載った後、インフラ開発資金を調達する必要に迫られる見通しで、シンガポールはこうした国に、ハイ効率で低コストな起債市場を提供する。
シンガポール金融管理局(MAS)会長を務めるリー・シエンロン副首相は、このほどスイスの経済紙Finanz und Wirtschaftのインタビューに応じ、以上の考えを語った。これまでのところシンガポールにおける起債に対する投資家の反応は良好で、シンガポール政府は今後より多くの政府機関や半官機関の起債を奨励する方針だ。しかし不良資産の証券化は行わないと言う。(ST,BT,LZ:2/11)