NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
1999-02-12 ArtNo.18195
◆<星>今年半ばに電子小切手、ネットICも遠からず発行
【シンガポール】今年半ばから電子小切手の試験使用が開始され、12~18カ月後には電子小切手をEメールで取引先に送付することができるようになる。また数年内にはプラスチック製の身分証明書(IC)に替えて誰もがインターネットIC(ネットIC)を携帯、パスポートや運転免許の更新から交通反則金の支払いまでインターネットを通じて行えるようになる見通しだ。
国家コンピューター局(NCB)のスティーブン・ヨー局長(CEO)が11日催された“電子取引規則:エレクトロニク・トランザクションズ(サティフィケーション・オーソリティー)レギュレーション”の発表会の席上語ったところによると、コンピュータ・チップが埋め込まれたスマートカードのネットICには、ユーザーのデジタル署名がプライベート・キーとして記憶されており、コンピューターにリンクしたカード・リーダーに挿入することにより、電子署名にアクセス、インターネットを通じたショッピングや銀行取引を行うことができる。
ヨー局長はシンガポーリアン全てがネットICを手にする日が何時到来するか明らかにすることを避けたが、2001年までには政府部門サービスの半ばがオンライン化されると言う。
一方、NETS(ネットワーク・フォー・エレクトロニク・トランスファーズ・シンガポール)とIBMは、今年下半期からアジア初のエレクトロニク・チェックの実地テストを開始する。同プロジェクトにはOCBC(華僑銀行)を除き、DBSバンク、ケッペル・タットリー・バンク、OUB(華聨銀行)、UOB(大華銀行)を含む大部分の地元銀行と企業30社が参加する。
NETSのウィー・テューリム重役(CEO)によると、シンガポールでは年間8000万枚、総額7000億Sドルの小切手が発行されているが、ペーパー小切手の銀行における処理コストは1件当たり1.50~2.50Sドル。これらの大部分が電子的に処理されるなら、企業にとっても銀行にとっても労働力を大幅に節約できる。
この日発表された電子取引規則は、オンラインICや電子署名の認証機関のライセンシング・ガイドライン。現在までのところ、シンガポールに設立された認証機関は、NCBとNETSにより共同で設立されたNetrust1社のみだが、この種のライセンスは外国企業を含む誰にも発行され得る。しかしこうした企業はシンガポールを拠点とし、ライセンス及び営業規則に掲げられた条件を満たさねばならず、保証金として100万Sドルを積立、5000Sドルの申請料の他、年間1000Sドルのライセンス料を支払わねばならないと言う。(ST,BT,LZ:2/11)
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.