1999-02-11 ArtNo.18190
◆<印度>肥料会社、2万5千クローLNG輸入事業を金融機関と協議
【ムンバイ】化学肥料会社らによる2万5000クローの液化天然ガス(LNG)輸入事業“Project LNG Ganga”を巡り、明日12日ムンバイ市内でプロモーターと金融機関の話し合いが催される。
政府は最近、公共/民間両部門の肥料会社に同プロジェクトの中核グループを組織するよう指示しており、これらの企業には、Tata Chemicals、Indo-Gulf Fertiliser Corporation、Indian Farmers Fertiliser Co-operative、National Fertiliser Corporation、Krishak Bharati Co-operative Ltd (Kribhco)、Duncan Industriesが含まれる。この他、Gas Authority of IndiaとShipping Corporation of Indiaもプロモーターを務める。
明日の会議では、これらのプロモーターが、インダストリアル・クレディット・アンド・インベストメント・コーポレーション・オブ・インディア(ICICI)やインド工業開発銀行(IDBI)を初めとする金融機関にプロジェクトの趣旨を説明、支援を要請するものと見られる。
同プロジェクトでは、オリッサ州の港町Paradipに2期に分けてLNGターミナル、再ガス化施設、輸送施設、パイプライン網等が設けられる。第1期プロジェクトには1万2492クロー、第2期プロジェクトには1万1928クローが投資される予定だ。パイプラインはパラディープとパンジャブ州をリンク、HPJパイプラインとも接続される。(THBL:2/10)
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