1999-02-11 ArtNo.18187
◆<馬>サムソン電子、向こう5年間にUS$1億投資
【スルンバン】韓国のサムソン・エレクトロニクス・グループは、域内経済の不振に関わらずマレーシアにおける高付加価値製品製造計画に向こう5年間に1億米ドルを投じる。
サムソン・マレーシアのキム・ジョンキ社長が9日語ったところによると、今年はマレーシア国内の4工場のアップグレードに3400万米ドルを投資するが、これは昨年の投資額1500万米ドルの2倍以上に達している。これら4工場とはヌグリスンビラン州スナワンのサムソン・エレクトロニクス・デバイシズ(M)Sdn Bhd、サムソン・コーンニング(M)Sdn Bhd、サムソン・エレクトロニク・ディスプレイ(M)Sdn Bhd、スラゴール州ポート・クランのサムソン・エレクトロニクス(M)Sdn Bhdで、同社は1991年以来マレーシアに累積10億米ドルを投資してきた。
昨年は経済危機の最中にも関わらず、これら4社の営業額は8億9300万米ドルをマーク、前年の8億4700万米ドルを上回った。今年はさらに12%増の10億米ドルの売上が見込まれている。
サムソン・エレクトロニクスのスルンバン・コンプレックスには、新たに高付加価値のカラー・ピクチャー・チューブ(CPT)とカラー・ディスプレー・チューブ(CDT)の生産ラインが増設される。またポート・クラン工場にはマレーシア唯一のマイクロウェーブ・オーブンの製造施設が設けられている。
サムソン・エレクトロニクス・デバイシス・マレーシアのクアラルンプル証取(KLSE)上場計画は当初の2001年から2003年に繰り延べられたと言う。(STAR,NST,MBT:2/10)
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