SEAnews 1999-02-10 ArtNo.18173

【クアラルンプル】シェル・サービス・インターナショナルSdn Bhd(SSIﾏﾚｰｼｱ)は、目下マルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)事業への参画を目指し、ビジネス・プランを立案している。
先週金曜、レオ・モギーエネルギー通信マルチメディア相からＭＳＣステータスの認定証を受領したＳＳＩマレーシアのロブ・ナッパーズ取締役によると、シェルの情報技術(IT)子会社として昨年創設されたＳＳＩは主に、1）コンサルタンシー＆ビジネス・ソルーション、2）システム統合、3）インフラ技術サービス、4）ビジネス・サービスを手がけ、当面はシェル・グループ企業に奉仕するが、行く行くは保険業、金融業、電気通信事業、公益事業、海運業等の企業にサービスを提供する。
ＳＳＩグループの持ち株会社はハーグに設けられており、アジア太平洋地域本部はクアラルンプルとメルボルンに、南北アメリカ地域本部はヒューストンに、欧州／アフリカ地域本部はロンドンとハーグに、それぞれ設置される。
ＭＳＣ関連事業としては訓練センターの設置、ｅコマース・アプリケーションの開発、カスタマー・サービス・センターの開設等が計画されている。クアラルンプル・オフィスには約100人のスタッフが勤務、これらのスタッフは主にシェル・グループのＩＴスタッフで占められる。今年末までにはＭＳＣ内に本拠を移すと言う。(ｺﾝﾋﾟｭｰﾀｲﾑｽﾞ:2/9)