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	1999-02-09 ArtNo.18157 
	◆<馬>欧州企業、パワーテックの20%権益買収に関心 
	【クアラルンプル】欧州の電力事業会社がマレーシアの独立電力供給業者パワーテックBhdの約20%の権益に関心を示し、タンジョンPlc及び電力会社トゥナガ・ナシオナルBhd(TNB)と最終段階の交渉を進めている。 
  消息筋によれば、タンジョンは最大10%、TNBは7.85%の持分売却を図っているもようで、欧州企業は1株5Mドル前後、総額2億8000万~3億2000万Mドルを支払う見通しだ。パワーテックの先週金曜の終値は4.82Mドルだった。 
  先週、TNBはマラッカの発電施設をパワーテックに7億4000万Mドルで売却、パワーテックは現金と自社新株により支払いを行うことで合意した。これによりTNBはパワーテックの増資後の27.85%のシェアを取得、タンジョンのパワーテック持分は当初の84%から60.6%に下降する。 
  消息筋によれば、タンジョンは最終的にパワーテックの50%プラス1株の権益を、TNBは同20%を維持することになるものと見られる。 
  欧州企業によるパワーテック権益買収交渉が妥結するなら、マレーシアは依然として外国の長期投資を誘致する魅力を備えていることが立証されると言う。(BT,MBT:2/8) 
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