1999-02-08 ArtNo.18145
◆<印度>ムンバイ港湾局、設備拡張コンサルタント国際入札募集
【ムンバイ】ムンバイ港湾局(MPT)は最近催された理事会の席上、新コンテナ・ターミナル建設のコンサルタントを指名する国際入札を募集する方針を決めた。
新ターミナルの建設は日本国際協力事業団(JICA)の勧告に基づくもので、喫水13メートルの3バースを備えた長さ900メートルの埠頭が建設され、コストは3000クローと見積もられている。
MPTは3000クローの内部資金を有するものの、一プロジェクトに全資金を注入する考えはなく、民間との合弁方式が採用されるものと見られる。
最大の問題は陸上輸送網の確保で、現在の年間50万コンテナの水準でも、各コリドーに渋滞が生じている。こうした中でMPTは目下860人が就業する鉄道網の管理をセントラル・レールウェイに委ねることも検討している。(ET:2/5)
|