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1995-06-01 ArtNo.1814
◆＜馬＞ロード・ビルダー、ＫＬハイウェイ民営化事業獲得？
【クアラルンプル】地元建設会社のロード・ビルダー・ホールディングズ(RBH)は実入りの良い首都近郊のハイウェイ建設民営化事業を獲得したようだ。
消息筋によれば、ＲＢＨはクアラルンプル周辺の16キロのハイウェイ建設工事を30年間のＢＯＴ(建設/経営/引渡)方式で請け負った模様で、建設コストは3億Ｍドル、キロ当たりにして1875万Ｍドルと見積もられる。同コストは比較的高額だが、シャー・アラム・エクスプレスウェイのキロ当たり3330万Ｍドルほどではない。首都近郊の有料道路経営は最も実入りが良いとされるが、これは交通量の成長率が全国平均を上回るためで、運輸省が1983～93年の間に全国63カ所で調査した交通量の年間伸び率を見ると、0.5～18％で、首都圏フェデラル・ハイウェイの18.2％が最高だった。アナリストによると首都近郊ハイウェイの交通量の伸び率は8～11％と言う。とは言えＲＢＨがハイウェイ工事の請負いで潤うのは先のことで、直ちに業績が飛躍する訳ではない。ＲＢＨは1993年にスルンバンの930ｈａの土地の再開発民営化プロジェクトを請け負っており、こちらは来年から同社の業績に貢献する見通しだ。同社は華人のチュア・ホックチン、オン・リーベン両氏に率いられているが、他の主要株主にはパハン王族のトゥンク・ウジル・トゥンク・ウバイディラ及び同州摂政のトゥンク・アブドゥル・スルタン・アマッド・シャー両氏(合計32%権益)が名を連ねており、人脈も乏しくない。またレノン・グループ傘下のユナイテッド・エンジニアーズ・マレーシアと対等出資で下水道／道路工事専門会社パティを設立している。(BT:5/31)
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