1999-02-08 ArtNo.18136
◆<星>シングテル、ベンチャー・キャピタル会社設立
【シンガポール】シンガポール・テレコム(シングテル)は、最先端の電気通信技術に関与し、好収益が見込めるスタートアップ企業に投資する、授権資本5000万Sドル、払込資本2Sドルのベンチャー・キャピタル会社“シングテル・ベンチャーズ”を設立した。
新会社は、シングテルの中核ビジネスとも関係を有する新技術/新製品/新システム/新アプリケーション/新サービスの開発を手がける全世界のスタートアップ企業をターゲットにシード資金を提供する他、拡張計画や公開公募以前の資金需要にも応じる。
対象業種には電気通信の他、電気通信に直接関わりを有する情報技術(IT)、メディア、マルチメディア産業も含まれる。
シングテル・グループのリー・シエンヤン社長兼CEOとチュア・ソッククン上級副社長が新会社の取締役を務める。
ハイテク・スタートアップ企業への投資を通じてシングテルは技術的進歩や変化が目まぐるしい電気通信産業の潮流を把握するとともに、早期に新技術にアクセス、顧客に最先端のサービスを提供でき、加えて高い投資収益も実現できる。その実、シングテルはこれ以前からもこの種のハイテク企業への投資を行ってきたと言う。(ST,BT,LZ:2/5)
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