1999-02-05 ArtNo.18131
◆<印度>ビリトン/ペシネー、L&Tのアルミナ事業に参入目指す
【ムンバイ】南アフリカのBillitonとフランスのペシネーが、Larsen & Toubro(L&T)のオリッサ州における年産100万トン、総投資額10億米ドル余のアルミナ事業に参画を図る多国籍企業の先頭に立っている。
L&Tは当初米国のアルコアと50:50の対等出資で同プロジェクトを進める計画だったが、アルミニウム国際価格が低迷する中で、アルコアは1995年に撤退した。それ以来プロジェクトは棚上げされた形となっていた。L&Tは今回は同プロジェクトの少数権益を取得するにとどめ、EPC(エンジニアリング/資材調達/建設)契約を自ら手がけることに照準を合わせている。
このため少なからぬ多国籍企業が同プロジェクトに関心を示し、一旦は撤退を決めたアルコアまで、再度L&Tのドアを叩いたと言われる。(IE:2/4)
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