SEAnews 1999-02-05 ArtNo.18121

【シンガポール】シンガポールのインターネット人口は1997年12月末の26万7400人から昨年12月末の39万3600人に47％増加した。
ＴＡＳの広報紙Ｖｉｓｔａｓ最新号によると、310万人の人口を基準にすれば、インターネットの普及率は13％に達する。シンガポールのインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)の1社、パシフィック・インターネットの幹部は、向こう数年も年率30前後の増加が見込めると予想している。
一方、シンガポール電信局(TAS)は昨年10月、一定の条件さえ満たせば、無制限にＩＳＰライセンスを発行する新規則を発表したが、これに伴い少なからぬ企業がＩＳＰ市場進出に関心を表明している。これらの企業には移動電話会社のモービルワン、シンガポールの第2基本電話ライセンスを手に入れたスターハブ、米国拠点の世界最大のＩＳＰ会社ＵＵＮｅｔが含まれる。この内スターハブは既にシンガポールの既存ＩＳＰ会社3社中の1社、サイバーウェイを買収している。(LZ:2/4)