1999-02-04 ArtNo.18114
◆<印度>エスコーツ・ヤマハ、70日ストの損失200クロー
【ニューデリー】エスコーツ・ヤマハ・モーターズLtd(EYML)の昨年11月23日から今月2日まで続いた70日間のストライキの損失は200クローにのぼり、国内市場シェアはストライキ以前の27%から18%に後退した。
ヤマハとエスコーツ・グループの50:50の合弁会社EYMLのA Nanda会長がこの日記者会見したところによると、今年度は数週間を余すのみのため、200クローの損失は挽回できないが、今年の営業額は昨年の660クローから700クローに拡大する見通しだ。
今回の争議で会社側は全く妥協しなかったが、今後奨励措置は部門ごとの労使交渉により定められ、一律の奨励措置は採用されなくなる。
またEYMLは予定通り525クローを追加投資し、2000年までに年産能力を50万台に引き上げると言う。(ET,THBL:2/3)
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