1999-02-04 ArtNo.18104
◆<星>CA、ロジスティクス・センター設置
【シンガポール】世界第4位のソフトウェア企業、コンピューター・アソーシエーツ(CA)は1500万~2000万米ドルを投じてシンガポールにロジスティクス・センターを設ける計画だ。
国家コンピューター局(NCB)から卓越情報技術(IT)者として講演を依頼され、シンガポールを訪れたCAのチャールズ・ワン(王嘉廉)会長が2日記者会見したところによると、同社は目下NCBとロジスティクス・センター設置問題を協議している。
CAはアジア投資を加速しており、またシンガポールを含むアジア諸国における企業買収を計画、適当な対象を物色している。CAはそのサービス・アームとするため、世界のキー・カンパニーの買収を図っている。
昨年第4四半期のサービス収入は7700万米ドルと、前年比ほぼ倍増、今後も急成長が見込まれる。
CAのアジア業務担当副社長、Huai Rei Jane氏によると、1998年12月の期年商は13億6000万米ドルに達したが、アジア売上は10%に満たない。同社の中国業務は堅調な成長を見ている。しかし、インドネシアとマレーシアでは打撃を被ったと言う。
中国生まれのワン会長によると、現在シリコン・バリーに続々誕生しているハイテク企業の半ばはアジア人により創設されていると言う。(BT,ST,LZ:2/3)
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