1999-02-02 ArtNo.18085
◆<印度>アマラ・ラジャ、日本車用バッテリーのデザインに注力
【ハイデラバード】最近自動車用バッテリー事業に乗り出したAmara Raja Batteries Ltd(ARBL)は、日本車用バッテリーの設計に取り組んでいる。
ARBLのラマチャンドラN.ガラ会長兼MDが先週土曜(1/30)の取締役会後語ったところによると、同社は既に米国車と欧州車用バッテリーのデザインを完成、目下日本車向けのMF-VRLA(maintenance free valve regulated lead acid)バッテリー及びスタンディング・ピストン・エンジン対応鉛酸バッテリーの設計を手がけている。
ARBLは60クローを投じて年産2000万ユニットのバッテリー工場を設ける最終段階の詰めを進めている。しかし同投資は向こう5年間にわたって実行され、当初投資額は25クローで済む。プロジェクトは4月にスタート、1年乃至1年半後の商業生産が予定されている。1998年12月期第3四半期の税引き利益は10.37クロー、純売上は44.89クロー、その他の収入が969万7000ルピーだが、今のところ自動車用バッテリーは1週間に500ユニット製造されているに過ぎず、同品目の売上はなお僅かと言う。(THBL:1/31)
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