1999-02-01 ArtNo.18072
◆<印度>インターネット・サービス市場の価格競争スタート?
【ニューデリー】デリー/ムンバイ地区の政府系基本電話サービス会社マハナガル・テレフォン・ニガムLtd(MTNL)は今月9日から、インターネット接続サービスを開始するが、これまで同サービスを独占してきたVidesh Sanchar Nigam Ltdのそれを15%下回るサービス料金を設定した。このことからインドでもいよいよインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)間の価格競争がスタートするものと予想されている。
MTNLはデリーとムンバイで、当初それぞれ5000人にインターネット・アクセス・サービスを提供、今年末までに契約者の数を各10万人に拡大する計画だ。
目下のところこれら両市における競争者はVSNLとSatyamのみだが、少なからぬ企業がISPライセンスを申請していることから、遠からず競争が白熱するものと見られている。(ET,IE,TH,THBL:1/29,30)
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