1995-05-31 ArtNo.1806
◆<印尼>年初3カ月のバタム島外人投資350%増加
【ジャカルタ】今年初3カ月間に認可されたバタム島における外人投資プロジェクトは1億6250万米ドルと、昨年同期の3600万米ドルに比べ350%増加した。しかし同期の地元投資は昨年同期の3355億ルピア(S$2億)から568億ルピア(S$3400万)に83%減少している。
バタム投資促進局幹部によると、累積外人投資額は197件19億米ドルで、最大の投資国はシンガポール。93年末時点でシンガポールからの投資プロジェクトは76件、ほぼ10億米ドルにのぼった。その他の主要投資国には日本、台湾、韓国が名を連ねている。バタム島における外国人の土地リース期限は30年で、このため少なからぬシンガポール企業が近隣諸国へ移転を図っているが、今年3月から大部分の投資家の土地リース期限が80年まで延長できるようになることから、投資地としての魅力は更に高まる見通しだ。同新規定は数カ月以内に正式発表されるという。(ST,LZ:5/30)
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