1995-05-31 ArtNo.1804
◆<馬>GCB、タイヤ以外のゴム製品製造パートナー物色
【クアラルンプル】最近欧州企業とタイヤ製造合弁を結んだジェネラル・コーポレーションBhd(GCB)は、タイヤ以外のゴム製品事業に進出するためパートナーを物色している。
モハド・ハニフ・オマル会長が29日の特別総会後語ったところによると、GCBは国内最大のオートバイ用タイヤ・メーカーとして相手先商標製造(OEM)市場の65%のシェアと、スペアー・タイヤ市場の60%のシェアを握っている。また向こう3~5年以内にはグループ売上に占める製造業の貢献比率が今日の15%から30%に上昇する見通しだ。完全子会社のファンキョン・ラバー・マニファクトリー(M)Sdn Bhd(FKRM)が製造事業拡大の機関車を務めており、ゴムを基礎としたより多くの製造事業への進出を目指している。FKRMはオランダ企業Vredestein Banden BVと合弁でスラゴール州クランの既存工場敷地内に欧州向けの工業用及び農業用タイヤの製造施設を設け、3カ月前から操業を開始した。目下一輪車とトラクター用のタイヤを製造しているが、製品の種類は今後拡大される。これまでに500万Mドルが投資されたが、出資率はまだ未定だ。GCBはまた今年末までにアンパン地区における2億Mドルの商業不動産開発に着手する。同事業は1982年にスタートしたアンパン・シティ・プロジェクトの一環を成すものと言う。(NST:5/30)
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