1999-01-26 ArtNo.18006
◆<馬>ストーリッジテック、ローカル市場に最先端SAN技術紹介
【クアラルンプル】米国拠点のネットワーク記憶装置プロバイダー、StorageTek Technology Corporationは、同社のストーリッジ・エリア・ネットワーク(SAN)技術が遠からずイーザーネット領域で幅を利かすようになると予想している。
ストーリッジテックのドナルドJ.クラインシュビッツ副社長及びストーリッジテック・サウス・アジアPte LtdのアンディーK.スリニバサン重役(MD)が、地元再販業者EDSマレーシアSdn Bhdにベスト・マルチプラットフォーム・リセーラー賞を授与した後語ったところによると、マレーシアの記憶装置市場は年率40%の成長を見ているが、SAN技術はマレーシア市場では目新しく、依然として受け入れ準備段階にある。
SANは記憶技術の将来の方向を指し示すもので、そのメリットとして、記憶装置が少なくて済むためコストを低減できること、利用可能度/性能/セキュリティーの向上が図れること、休止時間を短縮できることが挙げられる。SANのオファーする装置には、ハブ、ブリッジ、スイッチング・ハブ、スイッチが含まれる。
ストーリッジテックは今年下半期には、初のオープン・システム・ネイティブ・ファイバーを装備したテープ装置を、また年末近くには、マルチ・ホストとデータ・シェアリングを特徴とするインテグレーテッド・ディスク・ラインを、それぞれ発売する。
ストーリッジテックは最終的には、LANフリー・バックアップ、ストーリッジ・オン・デマンド、エクステンディッド・ストーリッジ等の特徴を備えたスイート製品を紹介する。
またストーリッジテックはインダイレクト・セールに力を入れており、この種の方式は昨年の営業額の16%に貢献したが、今年はその比率が40%に達する見通しと言う。(コンピュータイムズ:1/25)
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