1999-01-25 ArtNo.17985
◆日短APマーシャル、<星>トップ・ブローカー目指す
【シンガポール】日本短資は、英系マネー・ブローカー2社、MWマーシャルズ及びExco Plcのシンガポール子会社2社を買収、Nittan AP Marshalls(S)Pte Ltd(NAPM)を設立した。
NAPMには日本短資が77%、1998年にExco Plcを買収したインターキャピタルPlcが20%、MWマーシャルズが3%、それぞれ出資している。かつてのライバル、Exco AP SingaporeのGoh Say Jim氏とMWマーシャルのリチャード・ロー氏が、MAPMのマンージング・ディレクターとジョイント・マネージング・ディレクターにそれぞれ就任、NAPMのスタッフは、シンガポールの通貨ブローカーの中では最大規模の160人を数える。
今月29日にオープニング・セレモニーを催すNAPMは、従来型の金融商品の他、シンガポール政府債を含むASEAN債券等の新商品も手がける。東京三菱銀行、富士銀行、野村証券、日興証券等も出資している日本短資は、昨年9月にマーシャル社から香港とシンガポールの現地法人2社のそれぞれ90%の権益を買収した。(BT:1/23)
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