SEAnews 1999-01-22 ArtNo.17980

【ニューデリー】今年初9ヶ月(1998年4月－12月)の乗用車販売は37万2000台と、前年同期の39万1000台を5％下回った。
乗用車販売は昨年11月までに前年同期比3.08％のマイナス成長を見ていたが、12月には28％の大幅な落ち込みが記録された。ちなみに1997年には10月に大幅な落ち込みが見られた。12月の大幅な売上減の原因としては、ＭＵＬが保守のため操業を停止したことやバイヤーがタタ・インディカの発売に向け購入計画を繰り延べたこと等が考えられる。
当初中型車を襲ったリセッションは小型車にも波及、年初には依然として力強い成長を見ていたMaruti Udyog Ltd(MUL)の旗艦、Maruti800も8％の売上減を記録した。ＭＵＬは11月の販売台数が前年同月比18％減の1万9738台にとどまり、生産削減を発表した。年初9ヶ月のMaruti800の売上は前年同期の18万3000台から16万8000台に下降したが、ＭＵＬのオムニとゼンの売上は拡大、フィアットＵｎｏ(74044)やホンダ・シティー(8258)も好調だった。(ET:1/21)