1999-01-21 ArtNo.17967
◆<印度>ソフトウェア輸出、1万1000クロー:Nasscom
【ニューデリー】今年(1998年4月-1999年3月)のソフトウェア輸出は、リセッションにも関わらず前年の6530クローから1万1000クローに拡大する見通しだ。
ソフトウェア・サービス企業全国協会(NASSCOM)の統計によれば、1998年12月末までの年初9ヶ月の輸出額は早くも7700クローを記録、加えて第4四半期には輸出のピークを迎えるため、通年の成長率は米ドル・ベースで51%、ルピー・ベースで68%に達するものと見られる。
1997/98年度ソフトウェア輸出の36%を占めたオフショア・ソフトウェア開発は、今年度は41%に拡大するものと見られる。ユーロに伴うビジネス機会はY2Kには及ばないものの、インド企業は既にユーロ・ビジネスの比較的大きなシェアを占めている。向こう3年間のユーロ・ソルーション市場は合計1000億米ドルに達するものと見込まれている。しかしながらソフトウェア製品とパッケージ部門の輸出成長率は前年の9.1%から8.8%に鈍化したと言う。(ET:1/19)
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