1999-01-12 ArtNo.17867
◆<馬>ペラ州政府の新方針発表で、Lekir島プロジェクトに弾み
【ルム】ルムとLekir(ルキル)沖合の人工島における港湾/海事業務の統一的発展を図ると言うペラ州政府の方針発表で、ルキル島開発プロジェクトに弾みがつく見通しだ。
ルキル島開発のプロモーター、デサ・キラSdn Bhdに54%出資するマラコフBhdのアハマド・ジョハリ・ヤハヤ重役(MD)によれば、州政府の方針決定により、ルキル島に統合化された港湾/海事業務の需要に応じる港湾施設やその他の海事施設を設けることができる。
デサ・キラには、マラコフの他、Gantang Sakti Sdn Bhdが20%、ペラ州開発公社(PSDC)とハリム・ラシプ・ホールディングズが合計26%、それぞれ出資している。ルキル島開発事業は向こう20年間にルム・パンコール南部の複数の島嶼を埋め立てにより連結し、8000haの人工島を造成した後、さらに工業/商業/観光/レクレーション等の複合開発を行うと言うもの。
2001年に完工する第1期工事で造成される326haの島にはトゥナガ・ナシオナルBhd(TNB)の完全出資子会社、TNBジャナマンジュンSdn Bhdが2000MW(メガワット)の石炭火力発電所を建設することになっている。同島にはまたルキル・バルク・ターミナルSdn Bhdが石炭の荷役/貯蔵用海事ターミナルを建設する。(NST:1/11)
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