【チェンナイ】Hyundai Motor India Ltd(HMIL)はインド政府が燃料規制を解除するのを待って小型乗用車SantroのLPGバージョンを市場に投入する計画だ。
HMILのマーケッティング/セールス担当BVR Subbu取締役は、同プロジェクトのインフラは既に整っており、後は政府の承認次第と語る。LPG車のコストはガソリン車を3~4%上回り、燃費はガソリン車とディーゼル車の中間と言う。
Vazhapadi Rananurthi石油相は最近、自動車燃料としてLPGの使用を認める問題に検討を加えており、ポジティブな決定が間もなく下されるだろうと語っている。
HMILは7日、インディアン・オイル・コーポレーション(IOC)と自動車用潤滑油の販売でタイアップしており、仮にサントロのLPGバージョンが発売されれば、両社の協力はLPGにまで拡大される見通しだ。IOCはインドLPG市場の主要プレーヤーであることから、HMILにとっては力強い後ろ盾になりそうだ。
一方、HMILはLCと言うコードネームを付けた中型車(1300CC/1500CC)を今年10月までにインド市場に投入する。1999/2000年にはサントロ5万台とLC2000台が製造される予定だ。(IE,THBL:1/9)