1999-01-08 ArtNo.17838
◆<馬>昨年上半期のJ州への外国直接投資M$37億
【クアラルンプル】ジョホール州は昨年上半期に81件、合計37億Mドルの外国直接投資(FDI)を受理した。これは一昨年通年の値を28億Mドル上回る。
ジョホール・コープのムハマド・アリ・ハシム重役(CEO)が6日明らかにしたところによると、同期間にマレーシア工業開発局(MIDA)は317件、107億MドルのFDIを受理したが、その内34.6%がジョホール州におけるもので、また50%以上が石油化学関連プロジェクトで占められた。
ジョーホル州における37億Mドルの投資の内、10億Mドル以上が石油化学部門に対するもので、これらの投資はパシル・グダンのタンジョン・ランサ・インダストリアル・エステートに集中している。米国ダウ・コーニング・コープは同工業区の170haの土地を買収、10億米ドルを投じてシリコン・プラントを設ける計画だ。台湾のチタン・グループは10億米ドルの石油化学コンプレックス事業の第2期プロジェクトに充当するため40haの土地を買収した。
ジョホール・コープは、米国と台湾の石油化学企業2社との交渉を進めており、これらの企業もジョホール州への工場進出に関心を寄せている。(NST:1/7)
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