1999-01-07 ArtNo.17831
◆<印度>NACT、ソフト会社の優待料梃子に海賊版一掃目指す
【ムンバイ】全国コンピューター・トレーナー協会(NACT)は、海賊版の一掃を目指し、主要ソフトウェア業者に優待料金によるソフトウェアの提供を申し入れている。
例えばAdobeは小売価格3万9000ルピーのソフトウェア・パッケージを、3セット1万5000ルピーで、またCorelは2万ルピーのパッケージを5000ルピーで、それぞれNACTに提供することを認めた。NACTは専門チームを設けて、マイクロソフトやオラクル等とも交渉を続けている。
インドで使用されているソフトウェアの90%が海賊版と言われるが、Zee EducationのVijay Sampath氏によると、海賊版が出回る原因の1つは、コスト高で、インフォテック・スーパーパワーを目指すインドとしては、こうしたコスト高を解消する何らかの方策を講じる必要があると言う。(IE:1/6)
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