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1995-05-30 ArtNo.1782
◆＜馬＞企業家情緒／消費者情緒指数共にアップ：ＭＩＥＲ
【クアラルンプル】今年第1四半期のマレーシアの企業家情緒指数は昨年同期比0.1％、昨年第4四半期比6.9ポイントそれぞれアップし61.8を記録、また消費者情緒指数も、昨年同期比0.8％、昨年第4四半期比3.9％アップ、過去7年来最高の130.2をマークした。
マレーシア経済研究所(MIER)が26日発表したところによれば、製造業界の設備稼働率は昨年同期の87.5％から更に0.1％ポイント上昇した。調査された企業の46％がほぼ100％の稼働率を実現、45％が61～80％の稼働率だった。特に非金属工業部門ではほぼ全社が81－100％の稼働率を達成した。またゴム加工、電気／電子業界でも60％の回答者が81％以上の稼働率に有ると答えた。一方、昨年第4四半期を22％ポイント上回る60％の回答者が労働コストの上昇を体験、特に輸出志向型産業ではほとんど全業種にわたりこうした傾向が見られた。輸入コストや労働コストの上昇、ハイレベルな設備稼働率を反映し、32％の者が自社製品の国内販売価格を既に引き上げたと答え、同回答率は昨年同期の15％や昨年第4四半期の29％を上回った。 一方、経済動向の引き続く好調、財務状況の改善、就業の良好な見通し等が、消費者心理に積極的な影響を及ぼし、調査された市民の23％が収入状態の一層の改善を予想、特に中等及び高額所得層にこうした傾向が目立った。(MBT,LZ:5/27,ST:5/29)
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