1999-01-06 ArtNo.17816
◆<印度>三洋電機、LSI/VLSIデザイン・センター開設
【バンガロール】三洋電機はカルナタカ州バンガロールのインターナショナル・テクパークに100%出資のチップ・デザイン子会社Sanyo LSI Technology India Pvt Ltd(SLTI)を設立した。
三洋電機の吉田章取締役がSLTI新工場の開所式で語ったところによると、当初投資額200万米ドルのSLTIは、大規模集積回路(LSI)/超大規模集積回路(VLSI)チップの設計やソフトウェアの開発を手がけ、海外のチップ・デザイン施設としては同グループ最大規模を誇る。三洋電機がLSI/VLSIのデザインを海外で手がけるのは初めてのことで、ソフトウェア・センターは消費者用電子製品のデジタル化に照準を合わせる。
SLTIのイケグチ重役(CEO)によると、投資額は2000年までに徐々に500万米ドルに拡大され、IPコアやマクロ・セル領域の先端技術の開発も手がけられる。サンヨー・セミコンダクターズ・ビジネス・ヘッドクオーターズ傘下の同センターは、専らデザインを手がけ、組立作業は行わないと言う。(TH:1/4)
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