1999-01-06 ArtNo.17815
◆<印度>Taco、40件総額3000クロー自動車部品合弁計画
【プーナ】Tata AutoComp Systems Ltd(Taco)は、傘下の4戦略事業部門...1)部品製造、2)部品設計・開発、3)システム統合、4)サプライ・チェーン管理...を通じて、2005年までに40~50件、総額3000クローの合弁事業を進める計画だ。
TacoのDSグプタ重役(MD)によると、仮に借入/自己資本比率を1:1、合弁比率を50:50とすれば、Tacoの投資額は750クローになり、これらの比率の変化に応じて500~750クローの投資が必要になる見通しだ。ちなみにインドの自動車部品市場は2003/04年までに30億米ドルの投資が見込まれている。
Tacoは2005年までに売上の60%を国内市場に、40%を輸出市場に依存、また親会社タタ・エンジニアリング&ロコモーティブ・カンパニー(TELCO)への依存度は現在の70%から30%に引き下げられる。
これまでに既にTata Johnson Controls Pvt Ltd(米Johnson Controls)、Tata Auto Plastic Systems Pvt Ltd (仏Sommer Allibert)、Tata Toyo Radiator Pvt Ltd (東洋ラジエーター)、Tata NIFCO (ニフコ)、Tata Ficosa (スペイン企業Ficosa)、Tata Sung Woo (韓国企業Sung Woo)の合計6社が操業を開始、今年半ばまでには、別にヤザキとのワイヤー・ハーネス事業、英国企業Krupp Camfordとのサスペンション・システム事業、中央発條とのスプリング事業が稼働する見通しだ。(ET,TH:1/5)
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